年末恒例の書籍の整理と書斎の片づけを行っている。
愛蔵本の一つに、
「TAKE IVY」昭和40年 婦人画報社
がある。
この本を見て、アメリカのキャンパスライフやそのファッションに何ともいえない憧れを抱いたことが、懐かしい。
本自体は、さすがに50年近くたっているから表紙カバーに多少の痛みはあるが、本文は綺麗で、今見ても、そのファッションには古さを感じない。
価値ある本なのかどうかが気になって、ネットで調べてみた。
すると、初版本はほとんど出回ってはおらず、数年前、アメリカでのオークションでは2000ドルの値段がついたらしい。
復刻本も何度か出たらしく、アマゾンでは昭和55年の復刻本でも1万5千円の値段が付いていた。
この本は僕の財産の中で、最も高価かもしれない。
47年間持ち続けていただけに、ちょっと嬉しい。