終戦と敗戦

何時を終戦とするかについては、いくつか説があるようで、アメリカの日本占領が終わった1952年4月28日、もしくは沖縄占領が終わった1972年5月15日こそがふさわしいといわれている。 ちなみに8月15日は、昭和天皇のラジオ放送があった日で、ミズーリ号で正式に降伏文書に調印したのは、9月2日である。 8月15日は、正式には「戦没者を追悼し平和を祈念する日」というらしい。» 続きを読む

金儲けは果たして善なのか

特にグルメではないが、好きな店と言うものはいくつかある。 向島の蕎麦屋角萬、江戸川の住宅地にある蕎麦の矢打、秋葉原にあるトンカツの丸五、千葉は東金市にあるぐぅラーメン、高田馬場のラーメン店べんてん・・・・・。 こうやって思い出してみると、ある共通点に気づいた。» 続きを読む

東池袋 大勝軒

もう二十数年も前のことである。 当時、私の勤務している会社は池袋のサンシャイン60にあった。 この超高層ビルのすぐ脇には、昔ながらの下町、それも寂れた下町が広がっており、その中に、大勝軒はあった。» 続きを読む

期待される人材像

多くの上司は、素直な部下を求める。 要は、自分の言うとおりに動く部下を欲しがるということである。 そんないい加減なと思う人もいるかもしれないが、現実はそうである。» 続きを読む

中江藤樹

出張で京都へ3日ほど行ってきた。 時間を都合して、前から訪れようと思っていた「藤樹書院跡」を訪問した。 湖西線の安曇川駅が最寄り駅である。» 続きを読む

小さな約束

例えば、会社の同僚に借金をする。 「申し訳ない。1万円貸して貰えないだろうか。今日中に銀行に行って、明日には返すから」 次の日になって、その金を返さないとしたなら、その同僚はどうするだろう。» 続きを読む

いい会社は人を育てる

書くことを怠っていると、いざ何かを書かなければならなくなった時、億劫になり、書いても、その質は高いとはいえなくなる。 ところが、「継続は力なり」とはよく云ったもので、ブログを書いていると、自然に、書くことが苦でなくなってくる。 考えたことを、より正確に早く書けるようになってくる。自分の職業からしても、これは有難いことである。» 続きを読む

隣百姓

以前に、ある工場の組織活性化を手伝ったことがあった。 その時に、工場のある部門で、作業服を改善しようという話が持ち上がった。 その理由は煩雑になるので割愛するが、充分に納得できるものであった。» 続きを読む

『箸休め』パラダイム

生きているのに自分は死んでいると思い込んでいる男がいた。 家族は困り果て、男を精神科医の元へ連れて行った。 精神科医は色々と考え、まず、男に生きている人間は血を流すが、死んだ人間は血を流さないということを、根気強く教えた。» 続きを読む

ルールが人を自由にする

「刑法は犯罪者のマグナカルタである」 という言葉がある。 明確な法がない時代においては、被支配者は何をすれば罰せられるのか分からなかった。支配者たちは、恣意で罰したり賞したりしていた訳である。» 続きを読む

品性

以前、ある会社から営業所単位での組織活性化を頼まれたことがあった。 都心のはずれにある営業所の一つに行って、まず、営業所長と話をした。 押し出しも良く、マーケティングセンスはあるし、営業所のビジョンといったことも、熱っぽく語ってくれた。» 続きを読む

故宮博物院展

冷たい雨降る土曜日、上野の東京国立博物館で開催されている「北京故宮博物院200選」を見に行った。 今回の目玉で、中国から初めて国外に出たという『清明上河図』は、2時間半待ちであった。 聴いてみると、4時間待ち程度が普通だということであり、やはり寒さと雨のせいであろう。» 続きを読む

理想の会社

私が研修コンサルティング業界を知ったのは、J社という会社に入社したからである。 そして、未だに、私にとって理想の会社はJ社である。 理由は様々あるが、あえて一つ言えば、J社は決めたことは守った、ということである。» 続きを読む

川添哲夫先生

秋の夜長には、昔のことを思い出す。 川添哲夫は、1971年に、大学生として始めて、全日本剣道選手権に優勝した。 大学生の優勝は、この後も、一人もいない。» 続きを読む

『箸休め』正しいリストラ

ある企業では、生産性向上と経費節減が喫緊の課題であった。 そこで、社内に「生産性向上を図るタスクフォース」が設けられた。 押しつけや“やらせ”はいけないということで、全社的に有志を募った。» 続きを読む

馬鹿な指揮官、敵より怖い

「馬鹿な大将、敵より怖い」という言い方もある。 調べてみると、この言い方の場合は旧日本陸軍で悪名高い牟田口廉也に対する罵りの言葉らしい。 ただ、牟田口は失敗したインパール作戦の時も、終戦時も中将であるから、大将という言い方は当らない。» 続きを読む

護衛艦「いせ」

今日は、仕事の関係もあり、護衛艦「いせ」の命名式・進水式を見学してきた。 「いせ」は「ひゅうが」と共に、自衛隊の艦艇の中では最大の大きさを持つヘリコプター搭載護衛艦である。 全長は約200メートル、高さも50メートル近い船であり、近くで見ると、確かに巨大である。» 続きを読む

金正日の葬儀に思う

北朝鮮がどうしようもない国であることは、よく分かっている。 マスコミが、これでもかとばかりに教えてくれる。 分からないのは、これほどまでに酷い状態で、何故、革命や暴動が起きないか、ということである。» 続きを読む

えこひいきとお天気や

先日、会社の人間と二人で、新宿の飲み屋に入った。 店は、半分くらいの入りで、席はかなり空いていたが、通されたのは、4人がけのテーブルで、しかも、隣はアベックであった。 他の、空いている4人がけのテーブルは駄目かと訊くと、駄目だと言う。» 続きを読む

日本と中国の古い関係

天皇家の姓は、「姫(き)」であるという説がある。 最近の話ではなく、大昔からある。 中国の史書に、倭の使節が自ら、私たちは太伯(たいはく)の子孫であると言ったと、記載されているからである。» 続きを読む

秦の滅亡

中国全土を支配した王朝は、始皇帝の秦が最初である。 最初の統一王朝であった影響は大きく、シナという言葉、Chinaという言葉は、秦からきている。 秦の前の戦国時代には、燕、斉、趙、魏、韓、楚という大国があったが、秦は、» 続きを読む