字のトリビア

興味を抱いていただけるかどうかは、分からないが・・・・。 「知己(ちき)」 豫譲(よじょう)という人が、自分の主君の敵討ちをしようとし、随分と苦労をしたが、結局、捕まって殺されてしまった。» 続きを読む

湯島聖堂での論語素読始め

(2019年1月1日)湯島聖堂で、毎年元日に行われる「論語素読始め」に参加してきた。今回で四十九回目の開催となるらしい。 湯島聖堂は、お茶の水駅から神田川を渡ってすぐの場所にある。道をへだててすぐには神田明神がある。お茶の水駅から神田に向かって道を下ればニコライ聖堂があり、神田川を渡れば湯島聖堂があるから、神田川にかかる橋を「聖橋」というのである。 湯島聖堂は、旧昌平坂学問所の跡地に立てられている。昌平坂学問所は、昌平黌という名前でも知られている。「黌」という字は「コウ」と読み、学校という意味である。» 続きを読む

『誰も死なない世界』(ジェイムズ・L.・ハルペリン)

私は、歴史や歴史小説が好きだが、同じくらい、SFが好きである。 歴史とSFは、今ではない時代を対象にしているという点で、とても似ていると思う。 アイザック・アシモフの名著である『銀河帝国の興亡』は、ギボンの『ローマ帝国衰亡史』にヒントを得たと言われているし、田中芳樹の『銀河英雄伝説』は、三国志や水滸伝を読むと同じような感慨を抱かせてくれる。» 続きを読む

永平寺への参禅

(2018年12月14日)久しぶりに福井への出張があり、その機会を活かして12月10~11日に『永平寺』で一泊の参禅を試してきた。 福井に来るのは何年ぶりだろう・・・。駅の改札を出ると恐竜が出迎えてくれた。 永平寺まではバスで向かった。途中、一乗谷の遺跡を経由している。一乗谷は見たことがなかったので、幸運だった。» 続きを読む

『箸休め』日本人の神

つい先日のことで、印象深かった話を紹介したい。 何人かの外国人と「日本」ということについて、酒を飲みながら、とりとめのない話をしていた時、福沢諭吉の名前を、私が出した。 すると、相手の一人が、» 続きを読む

『箸休め』正義とは

ロンドンのシティに勤めるある男のアパートメントの前に、乞食がいた。 その男は、毎朝出勤する時に、その乞食に1ポンドを恵んでいた。 乞食は、施しを受ける度に、「ありがとうございます」と心から礼を言い、深々と頭を下げるのであった。» 続きを読む

笑顔

人には、三つの欲求があるという。 一つは、自尊の欲求である。 これは、馬鹿にされたくないということである。» 続きを読む

中江藤樹

出張で京都へ3日ほど行ってきた。 時間を都合して、前から訪れようと思っていた「藤樹書院跡」を訪問した。 湖西線の安曇川駅が最寄り駅である。» 続きを読む

『箸休め』パラダイム

生きているのに自分は死んでいると思い込んでいる男がいた。 家族は困り果て、男を精神科医の元へ連れて行った。 精神科医は色々と考え、まず、男に生きている人間は血を流すが、死んだ人間は血を流さないということを、根気強く教えた。» 続きを読む

故宮博物院展

冷たい雨降る土曜日、上野の東京国立博物館で開催されている「北京故宮博物院200選」を見に行った。 今回の目玉で、中国から初めて国外に出たという『清明上河図』は、2時間半待ちであった。 聴いてみると、4時間待ち程度が普通だということであり、やはり寒さと雨のせいであろう。» 続きを読む

川添哲夫先生

秋の夜長には、昔のことを思い出す。 川添哲夫は、1971年に、大学生として始めて、全日本剣道選手権に優勝した。 大学生の優勝は、この後も、一人もいない。» 続きを読む

『箸休め』正しいリストラ

ある企業では、生産性向上と経費節減が喫緊の課題であった。 そこで、社内に「生産性向上を図るタスクフォース」が設けられた。 押しつけや“やらせ”はいけないということで、全社的に有志を募った。» 続きを読む

護衛艦「いせ」

今日は、仕事の関係もあり、護衛艦「いせ」の命名式・進水式を見学してきた。 「いせ」は「ひゅうが」と共に、自衛隊の艦艇の中では最大の大きさを持つヘリコプター搭載護衛艦である。 全長は約200メートル、高さも50メートル近い船であり、近くで見ると、確かに巨大である。» 続きを読む