『荘子』目的と手段

殷(商)を倒して天下を統一した武王の曽祖父である古公(大王)亶父(たんぽ)の有名な話である。 『史記』などにもあるが、今回は、『荘子』から紹介したい。 大王亶父が邠(ひん)という地にいた時、異民族である狄人が攻めてきた。» 続きを読む

『荘子』泥棒の道

日本で大泥棒といえば、石川五右衛門だが、古代中国では、盜跖(とうせき)である。 ある時、子分が盜跖に尋ねた。 「泥棒にも道というものがあるのでしょうか」» 続きを読む

『荘子』愚の骨頂

自分の影を畏れ、足跡を嫌がって、これから離れようとした者がいた。 ところが、一生懸命足を持ち上げれば持ち上げるほど足跡は多くなり、どんなに早く走っても影は離れなかった。 その者は、これはまだ走り方が遅いのだと考えた。» 続きを読む

『荘子』結果とプロセス

下男と下女が二人で羊の世話をしていた。ところが羊がいなくなってしまった。 下男に、何をしていたのかと問うと、一生懸命勉強していたと言う。 下女に、何をしていたのかと問うと、バクチをして遊んでいたと言う。» 続きを読む