『論語』有言不実行と不言実行

バブルの時代は、日本にとって日本人にとってどんな意味があったのだろうか。 もちろん、一言で語れるものではない。 ただ、それまでの常識もしくは正しいとされてきたことが、大きく否定された時代であったことは、間違いないと思う。» 続きを読む

『論語』富貴は人の求める所

先生は言われた。 もしも、こうやったら絶対に儲かって金持ちになれるという方法があれば、そのためにどんなに人に軽蔑されたって構わない、私だってそれをやるだろう。 しかし、そんな方法が無いのであれば、自分が正しいと考え、好ましいと思っているやり方をしていきたい。» 続きを読む

『論語』「啓発」という言葉の由来

「情熱を持って自ら学ぼうとしない者は、進歩しない。悩み苦しまなければ、発展はない。 一例を挙げたならば、後の三つは自ら意見を返すようでなければ、教えても仕方がない」 啓発という言葉の元になった、孔子の言葉である。» 続きを読む

『論語』まずは行動

論語のこの教えは、最後が素晴らしい。 「行ひて餘力(よりょく)有らば、則ち以て文を學べ」 つまり、勉強すること自体が目的ではないということである。» 続きを読む

『論語』ルールと徳治

孔子の政治学、もしくはマネジメント学の根本をなす考え方である。 ルールと罰による統治はうまくいかない、という。 人は、ルールの不備をかいくぐり、ルールに抵触さえしなければ、それでよしと考えるからである。» 続きを読む

『論語』信無くば立たず

全ての生き物は、コストと収益のバランスの上に成り立っている。 コスト以上の収益が得られなければ、生き物は死滅するしかない。企業でいえば、潰れるしかない。 このコストと収益を組み合わせることによって、三つの方策が考えられる。» 続きを読む

『論語』人材育成の対象

先日、ある人材育成のセミナーに出席した。 セミナーの最後に、出席者の一人が講師達に質問した。 「人材は、優秀な2割、平均的な6割、そして駄目な2割に分かれると聞きましたが、この駄目な2割に対する育成は、どう考えればよいのでしょう?」» 続きを読む

乗馬雑説-「文質彬彬」

ウエスタン乗馬をやっている人間が、ブリティッシュの指導を受けると、正直、「細かいなぁ」と感じる。 手の位置、脚の位置、姿勢等々、数多くの指摘を受ける。 どうも、馬が動いていればそれで良いじゃないか、とはいかないようである。» 続きを読む

乗馬雑説「論語に出てくる馬」

忙しい日々が続いており、なかなか馬に乗る余裕がない。 明日からは4日間福井に行かなければならず、そうなると10日以上乗馬しないということになる。 今回の記事のタイトルである「論語に出てくる馬」というのは、あまりないテーマだと思う。» 続きを読む

『論語』品性がないとは

経営学の大家であるドラッカーは、 Integrity(高潔さ、真摯さ、品性)に欠ける者にマネジメントを委ねてはならないと述べた。 では、品性に欠けるとはどういうことなのか?» 続きを読む