ウエスタンの4級に合格したとはいえ、まだまだ乗馬初心者見習の状態は続いている。
一日でも早く脱出したいと、昨日の日曜もエルドラドへ出かけた。
行くと、会員さん達が総出で土曜日までのレイニング大会の跡片付けをしていた。手順が分からないので、少なくとも邪魔にならないように、手伝う真似をした。
跡片付けの後、昼食をとると丁度午後1時だった。
快晴・無風で、温度計を見ると29度である。
あまりの暑さに気力がなくなってしまい、一旦帰宅することにした。家とクラブが近いのは実に有難いことである。
午後4時半に再訪し、5時から騎乗した。涼しくて風が心地よかった。
騎乗して、まずは前回TK先生から教わったレイン操作を復習する。
そして、現在のテーマであるスムーズな速歩発進を試みる。
ほとんど左手前から始めるのだが、今日は右からやってみた。一発で出て、出ると速歩の維持も、駈歩への移行も、駈歩の維持も大きな問題はなく出来る。
左にピボットターンをして左手前に変える。
すると、またまた上手く発進してくれない。左へ左へと切り込んでくる。
負けずに頑張って、なんとか発進させることが出来た。
馬場のそばで見ていたTT先生に、
「頑張ったでしょう?」と声をかけた。
褒められるかと思ったら、
「それじゃ駄目だ」と注意を受けた;;
何が駄目かというと、
内側に切り込んでくる馬を無理やりガイドしながら発進させようと、二つのことを一緒にしようとしている。
それでは、次やる時に同じように苦労をしなければならなくなる。
ということらしい。
では、どうすれば良いかといえば、
一片にガイドと発進の二つをやるのではなく、一つづつやる。
推進はそれなりに出来ているから、まずは馬をガイドして姿勢を整えさせることが大事である。
馬の首と肩と腰をまず真っ直ぐにさせる。それから発進の合図を送る。
馬が切れ込んできたら、またガイドをする。そしてまた、発進の合図を送る。
ということらしい。
教えに従って練習を始める。
発進の合図を送る→ティグレが切れ込む→ガイドして修正する→発進の合図を送る→
何度やったか分からないほどやった。
発進の時、レインの左右のバランスも悪い、もしくは気づかない内にバランスが崩れているようなので、それも修正しながらやった。
そして、ようやくスムーズに発進してくれた。
右にピボットターンして、右手前で発進する。
上手く発進できた。
もう一度、左手前で試してみようかとも思ったが、すでに40分近く乗っているので、終わることにした。
騎乗を終わる時には、上手くいった状態で終わるように教わっているので、左手前で上手く行かなかった場合のことを考えると、潮時かな思った。
次回から、しばらくはこの練習をやって、上手く出来るようになったら、初心者見習から見習を取ることにしよう。