日ぶりに帰宅した。
火曜日から金曜日まで神戸で仕事をして、そのまま新神戸から新幹線で名古屋、名古屋からワイドビューしなので塩尻へ、塩尻からスーパーあずさに乗り換えて小淵沢。
小淵沢駅前のホテルに宿泊し、今日の朝、カナディアンキャンプ八ヶ岳を訪れた。
快晴で、暖かく、桜が咲いていた。
カナディアンキャンプ八ヶ岳には始めて来たが、スタッフの皆さんはとても感じよく迎えてくれた。
試験は13時半からの予定だが、11時に今日乗る馬を使ってレッスンを受けた。
(名前はチキート・スパーク。セン馬。元はバリバリのレイニングホース)
始めて乗る馬であったが、特に緊張や不安は感じなかった。
ただ、乗り心地はかなり違う。ティグレに比べると反撞は大きかった。
レッスンの後、お勧めの蕎麦屋さんに車で送って貰ったが、人気店らしく、1時間待ちだと言われ、さすがに諦めて他の店で食事をした。
この日は、私以外にもう一人試験を受ける人がいた。
ここの会員さんで、何と埼玉から通っているという。今日も朝早く電車で来ており、試験が終わると埼玉へ帰るという。
それだけ、このクラブが魅力的だということだろう。
私が受験するのは4級だが、この方は3級を受けるという。
おかげで、ウエスタン3級試験の様子を知ることが出来てラッキーであった。
さて、4級の試験であるが、馬場の半分を使って行われた。
ブリティッシュでもウエスタンでも3級以上は経路があるが、5級4級にはない。
試験官の指示に従って馬を動かす。
「それでは、ウォーク(常歩)を」
「次はジョグ(速歩)を」
「ジョグで手前を変えて」
「一旦、止めて」
「ロウプ(駈歩)を」
「ロウプをジョグへ」
「ロウプをウォークへ」
といった内容を、左右それぞれに行う。
4級試験の内容を簡潔にまとめるならば、
1、速歩での手前変換ができるか?
2、駈歩→速歩→常歩と歩法の移行ができるか?
3、駈歩発進と維持ができるか?
ということになると思う。
さすがに試験本番は緊張した。
姿勢や手の位置、脚の当て方などに気を配る余裕はなく、ただただ一生懸命、試験官の指示に従うだけであった。
反対駈歩も出てしまった・・・;;
実技が終わった後、もう一人の方の3級試験を見学して、学科である。
馬体の名称や毛色といった問題が出た。
学科を終えて、2~30分で合否とフィードバックがあった。
実技は「7.7」(6以上で合格、満点は10)で、学科は100点だった。
フィードバックとして、騎乗姿勢とバランスは良いとのことだったが、脚の扶助が強すぎるということと、以前からの課題であるレイン操作を指摘された。
もう一人の方も目出度く合格であり、二人で拍手し合って喜びを分かち合った。
いくつになっても、試験に受かると嬉しい^^