常にゼロに戻す(40鞍目)

エルドラドランチでは、来週18日(水)から21日(土)までレイニング競技の大会が開催される。

会員の皆さんは競技に向けての練習に余念がない。

スライディングストップといった高等技術を練習している会員さん達に交じって、初心者の私が練習するのも申し訳ないので、今日も、比較的すいている午前中に来て、一人練習をしている。

一人練習と言っても、下乗りはして貰い、騎乗後には色々とアドバイスを貰うことができる。

常に付きっ切りで指導を受けるよりも、一人であれこれ工夫することは大事だと考えている。

今日は、昨日考え、ブログにも書いた通り、調教ということを意識して練習してみた。

(どういうことかは、昨日のブログをご覧ください)

途中途中で、グダグダになることもあったが、ほぼ予想通りの雰囲気で練習をすることができた。

グダグダになる時は、私の騎乗姿勢が乱れているからであった。

後から気づいたが、いつもやっている体重移動を意識してのガイドを今日はやらなかった。次からは、これも改めて取り入れる積りである。

騎乗後、TK先生からアドバイスを三つ貰った。

一つ目は、例えば、速歩の扶助を出す場合、まずは「0」から始めるということである。

「0」から始めるということは、特に馬の腹を圧迫しなくても、心で速歩するぞと決めることであろう。

これで、発進しなければ、次は「1」の力、これでダメなら「2」、・・・・「3」、「4」、「5」と力を強めていく。そして、「5」で発進したとする。

馬を一旦止めて、次に速歩発進する時、「5」で発進したから「5」の扶助を送るのではなく、また「0」に戻す。そして、これで駄目であれば、先ほどと同じように少しづつ強くしていく。

これをやっていれば、馬は段々と「4」で発進するようになり、さらに「3」で「2」で「1」でというように、軽い扶助で動くようになる。

こうなれば、馬にとっても人間にとっても幸せである。

次のレッスンから取り入れていこう!

残り二つのアドバイスは、

2、サークルの描き方

3、バックアップ時の留意点

であるが、この二つについては、また別の機会に触れたいと思う。

(放馬場で寛ぐ馬達、幸せそうである)

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