ブリティッシュ3級経路練習-その②(143鞍目)

20日ぶりにブリティッシュのクラブにやって来た。

ウエスタンの方が樂で良いのだが、今のままでブリティッシュの練習をやめてしまうのも中途半端な気がしている。

3級試験は別にしても、もう少しやってブリティッシュは終わりにしたい。 

馬場に出て、「準備運動をしてて下さい」と、しばらくは自由にさせてくれる。

20メートル×40メートルの馬場全体を使って、常歩で蹄跡を歩く。

エルドラドでは、馬に惡い習慣を付けないということで、ラチのそばを歩かせないのだが、ここではラチぎりぎりの蹄跡を歩く。

そうこうしている内に、指導員がやって来て軽速歩、そして駈歩の指示が出る。

軽速歩が下手なことは想定内である。

ただ問題は、駈歩の発進が今一だし、何よりも継続しない。

これは、脚の位置が前過ぎるからだと、注意を受ける。

指導員がそばに来て、僕の内方脚をグイっと後に下げた。

僕「あれ?後ろに引くのは外方脚じゃないの?」

指導員「これは後ろに引いたのではなく、真っ直ぐにしたのです」

僕「じゃ、外方脚は、この内方脚よりも後ろってことですか?」

指導員「そうですよ」

僕「・・・・・・・」

ブリティッシュをやっている人たちは凄いなと、正直思った。

この脚の位置は、僕からすると、思いっきりストレッチしている様なものである。

この姿勢だと、耐えられて5分間くらいだろう;;

しかし、頑張ってやってみた。

確かに馬の反応が違う。

指導員「馬の反応が悪いのは、そもそも脚が馬の腹ではなく、腹帯に当たっていたからです。それでは、馬は分かりません」

僕「・・・なるほど」

拍車を使えば、もう少し何とかなるとは思うが、今乗っている馬は拍車を使うと暴走する危険性があるという。

であれば仕方がない。

まずは脚の位置ということで、軽速歩と正反撞を中心に練習した。

経路も、前回同様に、まずは覚えることを重視して速歩で踏んだ。

下半身を中心に疲労困憊である。

つくづくウエスタンは樂だなぁと、思う。

今回の騎乗で思ったことは、同じ乗馬であっても、ウエスタンとブリティッシュは全く別だと考えた方が良いだろうということであった。

次回からは、思いっきり変えて乗ってみようと思う。

(ブリティッシュの馬場は雨の影響はあまり受けないようで、乗っていて晴の日との違いはあまり感じません)

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