13日以来の騎乗である。
この時、ここ1~2ヶ月で最低であったと書いた。
ところが今日は、ここ1~2ヶ月で最高の騎乗だったと思う。
やはり、「明日はあった!」のである。
ティグレに乗り、だいちゃんに乗ったが、だいちゃんに乗り終わって繋ぎ場に戻ってくると、TK先生、TT先生の両先生が拍手をしてくれた。
どうして拍手が起きたかといえば、だいちゃんは左手前の駈歩が出にくく、もし出ても継続させることが難しい。
これは、相当高いレベルの人が騎乗しても、こういう結果になる。
ところが、今日、左手前をちゃんと出させることが出来て、しかも、継続してサークルを何周も回ることが出来たからである。
前回の騎乗と比べて、具体的に何を変えたかといえば、3つある。
1、最初の5分は馬の時間という方法を中止した。
8月28日の記事で、まずは馬を自由にさせるということを、記事に書いた。
しかし、このやり方は、僕のレベルではどうも難しいようである。
最初に自由度を上げることで、返ってその後の馬のコントロールが上手くいかなくなる。
もちろん、最初からギチギチと指示はしないが、基本、サークルを描き、大まかな方向性は騎乗者である僕が決定することで、リーダーは誰なのかを明確にすることが大事だと感じた。
2、プレッシャーとリリースのメリハリをより強く意識する
このことは今までもやっていることではあるが、今まで以上に意識した。
特に、レインを譲る時には思いっきりルーズにすることを心掛けた。ブリティッシュに何鞍か乗ったせいで、以前よりもレインが短くなっていたようである。
3、馬に正対すると共に、馬が騎乗者に正対するように意識させる
騎乗者が馬に真っ直ぐ乗ることは大事だが、次の段階として、馬が騎乗者の動きについて行こうとすることが大事である。
サークルを描きながら、馬の反応を感じ取るように努めた。
次回の騎乗で、今日と同じことが再現できたら、初心者卒業と考えても良いかもしれない。