馬を持ち上げる(95鞍目)

暑い!! 

色々なことが、何とはなしに出来るようになってきた今日この頃である。

だからこそ、TT先生からは次の段階として、もっと正確にきちんとやるようにと、指導を受けた。

特にガイドについて言えば、行くべき方向をピンポイントでは考えていない自分がいる。大体、あの辺りに行こうか・・・という感じである。

それを、きちんと誘導しろとのことである。

ハミと両手の三角形を意識し、ハミをきかせて、行くべき方向へと馬をきちんと導けとのことである。

これは、今以上のリーダーシップを馬に発揮するということだと思う。

この意味で、今日はバランスバックも意識して練習してみることにした。

バランスバックをどうやるかといえば、推進させながら手綱で馬を持ち上げるのである。

この際、支点が腰となり、作用点が手綱を持つ腕である。

馬を持ち上げようとすることで、腰の重心が後ろへと動く。つまり、馬の後肢に重心がかかる。

このことを、馬を推進させながらやる訳だから、重心が後ろで首が上がったままでは不安定となる。

必然的に、馬は首を下ろして屈撓するようになり、更に後肢を活発にすることによってコレクション(収縮)が起こる訳である。

(あくまでも理屈であり、実際にはこんなに簡単には出来ないが・・・・)

馬の方向性をハミを効かせることによって正確にし、更にハミを利用するという観点から、バランスバックにも挑戦しようとした訳である。

今までも、常歩の時に馬の首を持ち上げるということはやったことはあるが、今日は初めて、速歩と駈歩でも挑戦したみた。

結果と言えば・・・・、まだまだのまだまだであった。

ただ、かなり神経を使い、いつも以上に汗をかいた。

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