昨日に引き続き、だいちゃんに騎乗した。
何の変化もなかった・・・・。
騎乗後、TK先生に、
「何の進歩もありません」
と泣き言を言うと、
「マクロではなく、ミクロを考えなさい」
と言われた。
マクロとは、駈歩でサークルが綺麗に描けたとか、スピンが良く回ったということである。
こういったことは、すぐに良くなるものではない。
ミクロとは、馬の肢の動きとか首や肩の柔軟性といったことであり、例えば、ハミを当てた時の抵抗が強かったのか、弱かったのかということである。
このミクロの部分が改善されなければ、マクロも改善されない。
仕事に例えるなら、優秀な営業を育てようという場合、すぐに大幅な売上増を求めるのがマクロである。
このためには、企画力を高めたり、コミュニケーションを高めたり、行動力を高めなければならない。
これがミクロである。
ミクロが積み重なってマクロとなる。
僕の今日は、部下指導を少ししただけなのに、部下の売上が増えないと文句を言っている上司のようなものであった。
このような上司であれば、そもそも部下が成長しないであろう。
改めて、細かい部分に目を配り、馬の反応を確かめていきたいと思った。