馬の推進拒否への対応(112&113鞍目)

我が家からエルドラドランチまでは約4キロ、車で5分かかるか、かからないかの距離である。

今朝も、エルドラドへ出かけている途中、二つある信号の一つに引っ掛かった。

見ると、ポニーを2頭連れたおじさんがいて、道の草を食べさせていた。

思わず、車から写真を撮った。

この、おじさんとポニーは以前にも見かけたことがあった。

つまりは近所に住んでいるのだろうが、このポニーはペットとして飼っているんだろうか?また、どういう風に飼っているんだろうか?

大いに気にはなったが、信号が変わり、エルドラドへと向かった。

さて、乗馬であるが・・・・。

昨日、格闘しただいちゃんとの再戦である。

普段であれば朝はティグレに乗るのだが、今日は始めからだいちゃんで行こうと決めていた。

乗ると、やはり反抗が出た。

昨日、学んだ、発進するまで脚を入れるを試みるが、だいちゃんはなかなかに賢くて、埒(ラチ)にぴったりと引っ付いて、こちらの脚を使えないようにするのである;;

とはいっても、昨日と比べると幾分反抗は弱いようである。

少し走っては止まるを繰返していると、TK先生が馬場にやってきて、ある技を伝授してくれた。

騎乗後には、メモを貰った。

馬場で実際にやったのは、メモの①である。

だいちゃんは左手前の発進を嫌がる。

これは心理的な要素もあるが、フィジカルも影響している。

この、心理とフィジカルに対応しようとする技である。

乗馬の技術を言葉で伝えるのは難しいが・・・・、

内方の手綱を思いっきり引いて馬の首を曲げる。

外方の手綱は張らずにルーズにしておく。

外方脚を使い、馬をその場で回転させる。

猫や犬が自分の尻尾を追いかけることがあるが、これと同じような動作を馬に取らせるのである。

2回ほど回転させたら、外方脚を使ったまま、内方の手綱を緩める。

馬が思うように動きだせば、これでOKであるが、動かないようであれば、また最初に戻って馬を回転させる。

何回やったか分からないが、その内に、だいちゃんは素直に左手前で動くようになったし、抵抗も収まった。

そして、だいちゃんは抵抗を諦めると素直に動くタイプである。

不得意な左駈歩、得意な右駈歩、そして最後にまた左駈歩をやって、良い感じで午前の騎乗は終わった。

夕方の騎乗でも、だいちゃんに乗った。

どう変化したか、確かめたかったからである。

結果はといえば、反抗は出たものの弱いものであり、上述した技術を使うことで、すぐに素直に動くようになった。

ここ3回ほどは、動かないだいちゃんとの格闘で、気が付くと1時間程度騎乗していることが多かった。

しかし、今日の夕方は30分ほどの騎乗で練習を終えた。

素直に動いてくれれば僕も楽だし、だいちゃん自身も楽できることに気づいてくれればいいのだが・・・・。

次回のだいちゃんはどうなるか?楽しみである。

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