左右のレインの力を均等に(19鞍目)

今日は風もなく穏やかな日で、週末にかけてまた寒波やら雪やらという予想なので、こういう日にこそ乗ろうということで、二日連続の騎乗である。

いつも乗っているティグレ 。

クォーターホースの牝馬である。

レイニング競技にも使える馬だから、乗り手さえ良ければちゃんと動く。

常歩については、昨日に比べて大分良くなったとお褒めの言葉を貰った。

ただ、レイン(手綱)でガイドする時に、左右の力が均等ではないと指摘を受けた。

このことが如実に出たのが、速歩をやった際である。

まず、速歩発進がなかなか出来ない。

ティグレは、インサイドへインサイドへと、回りこんでゆく。

これは、私の脚の操作がまずくて、ティグレが速歩を求められていることを理解してないからである。

求めているのは「速歩なんだよ」ということを伝え続けなければならないが、インサイドに回り込んだままでは速歩にならない。

そこで、レインでアウトサイドに誘導しようとするのだが、先ほど指摘を受けたようにレインの操作が今一なために誘導できない。

レインの力を左右均等を意識し、格闘を重ねて最後の方にはようやく速歩を出してくれた。

ただ、私の今の技量では、「速歩を維持するんだよ」ということを、ティグレに的確に伝えることが出来ないから、当然、ティグレは途中で速歩をやめてしまう。

しかし、速歩継続は今後の課題ということでいいだろう。

今月のテーマは、数多く騎乗して「馬に慣れること」「体力を付ける」だから、今日は十分に満足できた騎乗だった。

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