今年度最後の大会が昨日終わった。
競技結果については、以下のリンクからご覧下さい。
The Pacific Riding Horse Breeders Community
(表彰式の模様)
今日は、片づけの手伝いをした後、ティグレに一鞍騎乗した。
ティグレも疲れているかもしれないので、特に大したことには挑戦せず、 軽く駈歩をして練習は終わった。
昨日までの大会を通じて、痛感したのは、馬のメンタルの重要性であった。
もちろん、優勝ということになると、フィジカルとメンタルの両面が大事なるが、どんなにフィジカルに優れていても、馬が緊張しすぎたり反抗がでたりすると、どうしようもなくなる。
大会という特別な場になると、ある種独特な雰囲気がただよい、馬の挙動はあきらかに普段とは違ってくる。
どちらかといえば、普段の良い面よりも悪い面の方が出てくるケースが多いようである。
(これは、人間も同じかもしれないが・・・)
悪い面の中でも、先ほど述べたように、メンタルの部分で反抗や怠けという部分が出ると、ライダーは制御できなくなってしまう。
緊張という部分は、生来の性格という要素が大きいから、なかなか修正はできないだろうが、反抗や怠けという部分は、日常の練習の中で、強く意識して取り組むことが大事になるだろう。
具体的にどうすればよいかと言えば、これはプレッシャーとリリースしかない。
どこでプレッシャーを与え、どこでリリースするのか、違う言葉で言えば、どこで叱り、どこで褒めるのか・・・・、言葉にすれば簡単だが、実際に的確にやることは難しい。
子育ても部下育成も馬も、対象が生き物ということは、とても難しい。