乗馬を始めて四か月の総括(38鞍目)

初騎乗(2017年12月6日)してから、今日でちょうど4カ月目である。

この4カ月で、常歩・速歩・駈歩を教えて貰い、何とかそれぞれの動きについてゆけるようになった。

つまり、一番進歩したのはバランス感覚だろうと思う。

初騎乗した時の感想はブログにも書いたが、以下のようであった。

正直な感想として、
1、馬ってのは、こんなにデカイのか!
2、馬に跨ると、何とも高い!
3、馬が歩くと、こんなに揺れるものなのか!
である。

これが、今では常歩であれば、馬が揺れているという気がしなくなってきた。

もちろん、馬自体は動くことによって揺れている訳だから、こちらの身体がその動きに対応できるようになったということである。

これから先、さらに鞍数を増やしていけば、速歩でも駈歩でも、馬の動きに対応できるようになるのだろう。

そうすれば、馬に対する指示も的確に出せるようになるのかなと、思う。

この4カ月で進歩したことの2点目は、体力である。

今日の練習でも、常歩・速歩・駈歩・速歩・常歩という順でそれぞれ右に回ったり左に回ったり真っ直ぐ行ったりと、約30分ほど騎乗したが、以前ほど消耗しなくなった。

HPがかなり増えたと思う^^

この体力の向上は、乗馬を始めた際の一番の理由であり、今現在、充分に目的を達成しつつあるといえる。

そして、この4カ月で進歩ではないが、最も変化したことがある。

それは、乗馬が楽しくなってきたということである。

始めた当初は体力的な問題もあったし、その後も、速歩ができない、駈歩ができないという日が続いていた。

「馬に乗りに行きたい」というよりも、「行きたくないなぁ・・・。でも決めたことだから行こうか」という気持ちになる日の方が多かった。

それが、馬の三歩様(常歩・速歩・駈歩)がある程度できるようになってから、つまり初心者の壁を越えたあたりから変わってきた。

乗馬は馬とのコミュニケーションとはいうが、三歩様に乗っていることができるまでは、ライダーだけの訓練といった側面が強いと思う。

つまり、馬とコミュニケーションを取って馬を動かすというよりも、ライダーとしての自分をコントロールすることだけで精一杯なのである。

ところが、三歩様にある程度付いていけるようになると、ライダーは始めて余裕が生まれて、馬に意識を向けることが出来るようになってくる。

そして、少しづつであっても馬をコントロールできるようになってくる。こうなってくると面白いし楽しいのである。

今日の騎乗でも、一昨日より昨日、昨日より今日と、ティグレを思う方向へと動かすことができるようになってきた。

私は乗馬を始める時、駈歩がそこそこできて、外乗とかを楽しめればいいなと思っていた。

しかし、実は、乗馬の楽しみは駈歩ができてから始まるのかもしれない。

違う表現をすれば、駈歩がある程度できるようになってから、乗馬は始まるのだろう。

こう考えると、今の私がまさしくこの状態であり、私の乗馬ライフは今まさに始まったといえる。

そしてこの意味で、私は乗馬初心者なのである。

(ティグレ下乗り中のTK先生の駈歩)

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