久しぶりの自分のクラブ(エルドラドランチ)である。
久しぶりといっても、わずか一週間ぶりではあるが、なにせ7月から凄い勢いで騎乗しているので、一週間も間があくと、とんでもなく長く感じる。
久しぶり?に会うティグレもだいちゃんも、何とも懐かしく一層可愛くみえる。
他のクラブに行くことは刺激になるが、やはり自分のクラブは良いものである。
ただ、馬場は、一昨日の雨で不良なのが残念であった。
今日は、馬の肢の運びに意識を向けて騎乗してみた。
しかし、肢の運びを感じるのは難しい。
かなり神経を研ぎ澄ましていたが、難しい。
常歩や速歩での、前肢が前に動くことは感じ取れる。
しかし、肢が内方に向かったり外方に向かったりといった微妙な動きは分からない。
特に、後肢の動きは全く分からない。
分からないのが当然で、意識して騎乗を続けていく内に分かってくると言われてはいるが、本当なんだろうかと、思ってしまう。
かといって、分からないから意識するのはよそうと諦めてしまったら、ますます分からなくなるだろう。
どうして肢の動きを感じとりたいかと言えば、
例えば、馬を右に誘導した場合、馬が動いた最初の一歩でプレッシャーを外してリリースし、馬を褒めたいからである。
これが出来るようになれば、相当なレベルで馬とコミュニケーションが取れるようになり、馬を自在に動かすことが出来る筈である。
いわば、自分の足を動かすように、馬の肢を動かす、これが究極であり、究極ということは、そこに至ることは出来ないだろうが、目指したいのである。